ダイエット中は朝ごはんが大切。管理栄養士がおすすめする痩せたい人向けレシピ&食材
基礎代謝が上がると、消費エネルギーの多い状態が1日中続くため、「痩せやすい体」に近づいていきます。
しかし、朝ごはんを抜いてしまうと、体がエネルギー不足を感じて一時的な飢餓状態になります。すると体は余分に栄養をため込もうとしてしまい、空腹感も強くなって、次の食事で必要以上の食事をとってしまいがちに……。ダイエットのためには、むしろ朝ごはんはしっかりと食べてほしいところです。
体内時計をリセットし、お通じをスムーズにする働きも
人間の体には「体内時計」が存在します。これは、睡眠や体温、血圧やホルモン分泌などの変化をつかさどっている大切な機能です。
朝日による目からの刺激でまず脳のスイッチが入り、さらに朝ごはんを食べることによって全身にある時計遺伝子のスイッチが入り、体内時計がしっかりとリセットされます。しかし朝ごはんを抜いてしまうと、体内時計がリセットされにくくなり、体のエネルギー消費が減ったり、食欲を抑制するホルモンの活性が低下したりして、どんどん太りやすい体になってしまうのです。
また、消化器や腸にも1日のリズムがあります。体内時計が整ってくると、朝食後や家を出る前に、徐々に排便がスムーズにおこなわれるようになっていきます。