髪を切らなくてもきれいに。カリスマ美容師が見せる希望の言葉
なんだかんだ言っても、自分の好きなスタイルが「正解」です。
■「できる」「できない」は気にせず、自分の希望を見つけてみよう
ただ、せっかく美容室に行っても、うまく自分の希望をオーダーできないという方は少なくないみたいです。僕はいつも、お客さまがどんなふうになりたいのか、気持ちを聞くことから始めます。“似合わせヘア”を得意としているけれど、初めて会った方に一番似合うヘアがなんなのかは、正直わからない。今日着ている洋服やメイクは普段のイメージと違うかもしれないし、これを機に大幅なイメチェンがしたいのかもしれない――。そんなときに美容師にとってありがたいのは、カラーやカットで好きなスタイルの写真を、3種類ずつくらい持ってきていただくこと。Instagramやネットで検索したものでかまいません。この時点では、現実的な「できる・できない」も気にしなくてOKです。
そうすれば、僕らはお客さまのお好みをもとに、細かい部分を調整して、しっかり似合わせていきます。
このやりとりは、お客さまにとってリスクヘッジでもあるんですよ。初めての美容師に、髪型の全てをゆだねるのはちょっとリスキー。「似合わせヘア、お任せで」