「秋うつ」注意。眠い、だるい気滞体質さんは“秋の憂うつ”に気をつけて
「体質に合ったものを使う」とはつまり、身体に足りていなかったり、循環していなかったりする要素を補って巡らせてあげるということです。
たとえば、「気」が足りない方には滋養強壮の働きがある「気」を補う漢方薬を。一人ひとり違うお悩みや体質に寄り添ってアプローチを考えていけるのが漢方の強みですね。
秋うつを改善するには?
――秋うつにならないために、私たちはどうすれば良いのでしょうか?
やはり、なんといっても大切なのは生活習慣の改善ですね。
日常生活が乱れていては、いくら身体に合った漢方を使っても効果を半減させてしまいます。普段から整った生活をして、季節の変化に強い健康な身体を作っていくのは、一番の近道だと思います。
秋に不足しやすい幸せホルモンを不足させない生活を心がけていきましょう。
――幸せホルモンを増やすにはどうしたら良いですか?
セロトニンの生成には日光の力が不可欠なので、就寝・起床時間をきちんと決めて規則正しい生活をしましょう。
まず、起床時にカーテンを開けることから始めてみてください。朝に時間の余裕がある方は、ウォーキングなどの軽い運動をおこなうのもおすすめですよ。