朝からちょっとダルくていまいちやる気が出ない……とか、昨日の疲れが抜けきらなくて二度寝してしまいそう……など、朝からシャキッと一日をスタートさせたいあなたに、東洋医学がベースのセルフケア方法をご紹介します。
■手先と足先の集中ケアで朝から元気な体に
気と血がバランス良く働いてこそ、心身ともに健康な体を維持できるということなのです。
昨日より輝けるよう、私たちの輝きの原動力となる気血を朝から活性化させましょう。気血が巡ることにより、顔色が明るくなったり、消化器官の働きが活発になってお通じがよくなったり。一日をシャキッと元気にスタートすることができるのです。
手っ取り早く気血に働きかけるには、気血がどこに流れていて、その中でも効果的な部位を狙う必要があります。
人の体では、気血が流れている線路のようなものを「経絡」と呼んでいます。
そのうち臓腑の名前がついている経絡は12種類あります。
たとえば、肝経、心経、脾経、腎経、肺経、胃経などです。
難しいことはさておき、これら12経絡を簡単に目覚めさせ、活性化させればよいわけです。
面白いことに、そのポイントは手先と足先に集結しています。