食べたいものを食べること、好きな体型を保つことは両立できる
横は牛すじ煮込み。一度牛すじだけ別鍋で茹でているので、とろとろに。
香味野菜たっぷりスープ。コクはお味噌で。お豆腐やお野菜も存分に入っていて、塩はなし(香りはシソと柚子で)。美肌お夜食です。
お気に入りの料理本。料理は勉強をしたくて、プロの料理家さんのレシピを参考にしています。
■「痩せたい」への執着がなくなった瞬間
でも、昔はそうではありませんでした。中高生時代は食べる量をコントロールできなくて、痩せたいのに痩せられないと、苦しい気持ちでいた時期が長かったです。
たとえば、夕食前に菓子パンを食べて、お腹がいっぱいのなか、母が作ってくれた夕食を無理に食べたり、食べすぎた後は単品ダイエットに挑戦したり……。
でも、本当はそんな余計なものを食べるのではなく、栄養バランスのとれた夕食を大事にすべきだ、とはわかってもいました。気持ちと行動が矛盾している自覚がありながら、母の手料理を苦行に感じるときもあったんです。そんな自分が嫌でした。
そんななか、高3で体調を崩した時期に、体重が8キロダウン。痩せたいと願い続けてきたので、思ってもみない展開でした。
でも、鏡に映った自分を見て「もう少し頬がふっくらしているほうがいいし、脚もここまで細くなくていいかな。