真実の顔、知ってますか ─ 蛍光灯下での深夜自撮りのススメ
■他人目線で我が身をチェックするには「自撮り」が有効
では、自分の顔を「他人目線で見る」にはどうすれば良いのでしょう? おすすめなのが、スマホでの自撮り。とはいっても、キメ顔で写ったり、10代、20代の子のようにアプリで加工するというものではありません。
深夜、自宅で蛍光灯の下、真顔で写真を撮ってみてください。たぶん、およそ現実とは思いたくない顔がそこに写っていますから。たとえてみれば、夜の地下鉄の窓に映る疲れ切った顔のようなものです。でも、第三者の目がないぶん、地下鉄のそれ以上の真実(!)が写っていると思います。
さらに、真正面だけでなく、横や斜めから撮ると、頬のたるみや二重アゴなど、もっと目を背けたくなるような現実が写し出されます。それらの顔は、おそらく普段あなたが無表情で仕事をしたり、スマホを使っているときの顔。
みんなが見ている、自分だけが知らない真実の顔です。
■「真実の顔」を知って、本当の問題点に対処を
そうやって他人目線でチェックすることで、悩んでいた目元のシミよりも、二重アゴの方がよっぽど目立っていることに気づいたり、おでこのシワよりも、たるみで口角が下がって不機嫌な顔に見えることの方が問題だとわかったり、どこを変えれば、効果的に印象よく美しくなれるかを知ることができます。