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“足の甲とかかと”をマッサージ。ふくらはぎのむくみは改善する

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■ふくらはぎのむくみを解消する、セルフケアマッサージ(後編)


前回のコラム「ふくらはぎのむくみは『足指』のマッサージで改善する」では、STEP1〜4で、足指の周辺をしっかりとほぐす方法をご紹介しました。STEP5〜8の後半も取り入れやすい内容になっているので、実践してみてくださいね。

STEP5足の甲をマッサージ

“足の甲とかかと”をマッサージ。ふくらはぎのむくみは改善する


足の甲側は、むくみと非常に関係が深いところです。反射区(身体の対応したところ)でいうと、胸のリンパにあたります。ここが詰まると、流れが滞りやすくなりますので、しっかりとほぐしていきましょう。

足が靴の中で縮こまって、関節の動きが悪くなっています。指と指の間の水かきに当たるところを、足先から足首に向かって、一方向に流していきます。

老廃物がたまっていると、ゴリゴリしているように感じたり、少し痛みを伴ったりするかもしれません。
決して無理をせず、心地よい、と思える程度で行います。

STEP6くるぶしをマッサージ

“足の甲とかかと”をマッサージ。ふくらはぎのむくみは改善する


くるぶしの周りをほぐしていきます。ここは、体の「鼠経(そけい)リンパ」に対応しています。鼠経リンパは、下半身のむくみに触接関わるパーツ。この8項目の肝といっても過言ではありません。
しっかりとほぐしていきましょう。

内くるぶしと外くるぶしを、両手で包みます。ここで注意して観察してほしいのが、内くるぶしと外くるぶしがアンバランスになっていないかということ。


例えば、外側のくるぶしのほうが極端に大きかったり、触って骨が感じられないほどむくんでいたり……そんな状態になっていないかどうかをチェックしましょう。

左右で違いがあり、より固く皮膚が動きにくい側に、負担がかかっていることが考えられます。姿勢や歩き方のクセのチェックにもなりますので、意識してみてくださいね。

両方のくるぶしを両手で包み、皮膚を動かすようにさすります。冷たいところを温めて、ほぐすように刺激してくださいね。

STEP7かかとをマッサージ


次はかかとのケア。ここもとても大切なポイントです。皮膚の角質ケアも必要ですが、かかとの骨を整えていくのも欠かせません。
足首から下で、一番大きい骨が「距骨(きょこつ)」。つまり、かかとの骨なんです。ここが歪むと、姿勢は崩れていきます。

座った状態で、足首を立てて、左足を少し持ち上げて、右手でかかとの骨をしっかりと包み込みます。手の母指球で、かかとをしっかりホールドしながら、皮膚をはがすように、奥へ引っ張ります。

手の親指と中指で、かかとの骨をつかみ、左右へ揺らして、骨を刺激します。痛みがある場合は無理をせず、しっかり足が温まった状態で少しずつトライしましょう。

STEP8足の指をマッサージ


最後に、座ったまま手の指を、足の甲側から足の間に入れます。
そのまま膝を伸ばして、手は体の手前に、足は身体の外側へと反発した動きをすることで、しっかりと足指を開きながら刺激します。

慣れないうちは、手の指を入れるだけでも痛いかもしれません。続けるうちに、すっと入るようになります。この8ステップが終わったら、足をバタバタと揺らしたり、足指を曲げたり反らしたりして、やわらかくなったかどうか、感覚を確かめてみましょう。

■足の甲とかかとのマッサージでむくみを改善


今回は、ふくらはぎのむくみケア、セルフマッサージの後編をお届けしました。足首から下を触るのに、ふくらはぎがケアできるの? と疑問に思った方もいるかもしれません。

もちろん、ふくらはぎ自体のマッサージケアをするのもむくみには有効ですが、足指や足の甲側が固く張っていると、効果は半減……。セルフケアを習慣化し、いつもすっきりとしている“魅せ脚”を目指しましょう。

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