ここ1〜2年ほど、ベースメイクの購入・使用頻度が圧倒的に増えました。質感が苦手で敬遠していた日焼け止めを皮切りに、メイクアップベースやプレストパウダー、コンシーラーなど。
昔、バレエの発表会で顔や腕が真っ白になるほどファンデーションを厚塗りしてなんとなく感じた抵抗から、今でも化粧品で肌を覆いきることが苦手です。それこそ3年前までは化粧に関心がなく、洗顔料と基礎化粧品に多少気を使う程度でした。
「極力、いろいろとつけない」状態からのスタートだった私は、ベースメイクはとにかくすべて落としきらなければならない、クレンジングしないといけない、と思い込んでいて、メイクがすっきり落ちるオイルタイプのクレンジングを安易に選択していたのです。
■クレンジングしないといけない……そうして選んだオイルクレンジングで枯渇する皮膚
湿気の多い時期は気にならなかったのですが、昨年末、クレンジングによる影響が現れ始めました。洗い上がりのさっぱりとした感覚に加えて、肌がつっぱるようになったのです。しかも、浴室内で。
季節のせいだろう、とタカをくくって、洗い上がりがマイルドになるクリームタイプのクレンジングに移行しました。