クレンジング剤そのものも、当然持っていません。
スキンケアは至ってシンプル。お風呂に入るときに石鹸で洗顔し、お風呂上がりに化粧水と乳液を塗るだけ。特別なことは何ひとつしていません。
一方、私はというと、クレンジングから始まり、洗顔料・化粧水・美容液・乳液・週に1〜2度はスクラブやフェイスパックをするなど、多くのものを使用しています。
「化粧をしないのであれば、クレンジングをする必要はないよね」と最初は思いました。そもそも母は恵まれた肌質なのかもしれません。しかし、「化粧をしないからケアが不要」なのではなく、「入念なケアが必要ない肌」を長年保っているのだとしたら……?
思い返せば、ベースメイクの増加とともに、基礎化粧品のラインナップも豊富になりました。
それも「なんとなく良さそう」という理由で。しかし、私の肌には、本当にこれらがすべて必要なのだろうか。あまりにも基礎化粧品に頼りすぎているのではないか?
母の生活習慣は美しい素肌をつくるためのヒントになるかもしれない! と思い始め、クレンジング使用の是非を含めて皮膚科医に相談してみることにしました。
■クレンジングしない生活に
「あなたのような乾燥肌の人は、とにかくしっかり保湿をしないとだめ。