心と体は密接につながっていて、実際に体を開く動きをすると、ストレスって低下するんですよね。落ち込んでいたとしても、体を動かすと気分が明るくなることもあります。
自分の気持ちがどう感じるかを優先せずに、まずは筋肉を動かしてみるんです。右の口角の筋肉を引っ張ってみてください、左の唇の横も……って筋肉のアプローチで笑顔を作っても、それだけでストレスホルモンは下がります。
体が持つ可能性って、それくらい大きい。体を動かすことで、自分の気持ちを引っ張っていっていくんです。自分の血液や酸素もストレスホルモンもそれで変わるくらい。
■自分の心地よい体重を探す
体を動かしていると、自然と一番心地良い体重が見えてくるんです。
私は減りすぎると体調を崩しやすくなり、増えると「体が重いな」と実感する。
でも、このあたりの体重を行き来しているのがいいな、と感じると、そのときが一番健康だったり、疲れにくかったりするのが自分でもわかるようになります。痩せたい人のダイエット法を聞くと、けっこうトンチンカンで、それにショックを受けてしまいます。普通に食べて体を動かせばいいのに、ダイエットサプリとか、何か新しいものを取り入れちゃってるんですよね。