腕の筋肉は「華奢見せ」を叶える。秋から腕トレーニングを始めよう【猫川舐子】
■腕トレーニングの前に、肩甲骨の位置を正す
昔バレエを習っていたせいか、背筋を褒めていただくことがあり、自分の姿勢には少しも疑いを持たずに過ごしてきました。
しかし、パーソナルトレーニングを始めた頃、「肩甲骨が開きすぎ」と指摘され、自分の肩が本来あるべき位置よりも前に出ていることに初めて気づいたのです。
肩甲骨には上腕二頭筋や上腕三頭筋をはじめ、広背筋や小胸筋など多くの筋肉が集まり、上半身の可動において重要な役割を持ちます。
肩甲骨の動きは腕の動きと連動するそうで、肩甲骨が開いたまま周りの筋肉が凝り固まると、腕が上がりにくくなったり、血行不良から肩こりを引き起こしたりして、支障をきたすとのこと。
それ以来、肩甲骨の位置を常に意識し、必要に応じてストレッチをするようにしています。私は以前テレビで見た「筋膜リリース」を取り入れています。
参考までにYouTubeのリンクを貼ってみました。肩甲骨ごと動かすようなイメージで、肩を前後に大きく回すようにしてほぐすだけでも、なんとなく上半身がポカポカしてくるのを実感できると思います。
ぜひ実践してみてください。
■正面の美人度を上げる、上腕二頭筋のトレーニング
さて、上腕二頭筋というと、ご存知の通り「力こぶ」