アラフォー女性が感じた「お金をかけてよかった美容」
■お金をかけるならどの美容?
若いころは化粧品だけに気を配っていればよかったのが、歳を重ねるごとに気になる箇所は増えるばかり。できれば全部お金で解決してしまいたい! というのが、多くの方が抱える本音ではないでしょうか。
ただし、現実には、美容にかけられる予算には限りがあります。そこで今回は10人の現役アラフォー女性に聞いた、「この美容はお金をかけるべき!」を3つご紹介します。
その1:「シミ治療」「フォトフェイシャル」は一度試してみる価値あり!
今回お話を伺ったアラフォー女性全員が体験済みだった美容治療が「シミのレーザー治療」または「フォトフェイシャル」。長年の悩みが一瞬で消える! レーザーすごい! と意気投合しました。
~以下、体験した人たちの声です~
Aさん
「ずっとマッサージや化粧品で、なんとかシミを消そうかと思っていましたが、美容外科クリニックでのキャンペーンをやっていたので、勇気を出してシミ抜きにチャレンジしました。そうしたら数日でシミがなくなって、今までやっていたのはなんだろう……と、感激しつつも呆然としました。
それ以来、半年に1度の贅沢ということで、定期的に気になるシミをレーザー治療しています」
Bさん
「目立つシミがなくなっただけで、顔のトーンが明るくなった気がします。コンシーラーで隠しても時間が経つとよれてしまったりしていて、憂鬱でした。直しがなくなって本当によかった」
Cさん
「お金と時間はかかりますが、フォトフェイシャルは顔のくすみもとれるので、本当におすすめ。効果の薄い化粧品にお金をかけるよりは、断然いいと思います」
気になるお値段は、シミ抜き治療は1回5000円~、フォトフェイシャルは1万円~が相場。最寄りの美容外科で詳しく聞いてみてくださいね。
※注意
内閣府が発表している「エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての建議」によると、シミとりには
「エステで顔のシミ取り(レーザー)をしてもらったところ、その後、肌がただれて化膿した」
「美容クリニックで、医療レーザーによるシミ取り治療を受けていたが、顔全面が熱によるやけどを負い、全治1年と診断された」
などの危害情報も報告されています。
こうした事態を避けるためにも、美容医療の効果についての見通し、その医療行為によって生じるリスクや副作用についても十分説明を求め、それらの判断材料をもとに納得のいく決断をすることが大切となります(当然これらは、医師が措置すべきことであると「エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての建議」でも説明されています)。
その2:「脱毛」はママがやっておきたかった美容治療ナンバーワン
やっておけばよかった……という未経験者からの声が多かったのが、脱毛治療。
とくにお子さんがいるママは、美容にかけられる時間が短い分、切実だそう。ムダ毛の処理は時間がかかる上に後回しになりがちで、結果、薄着ができずに困っている……なんて声も。
~「脱毛」に関するアラフォー女性の声~
Dさん
「ワキの脱毛だけはしたものの、脚はやっていなかったので、とくに夏は不便。カミソリで処理しても、きちんとケアしないと肌荒れしちゃうし、かといって、子供を育てているとなかなかボディケアの時間をとるのが面倒で。なので今年の夏は脚がすっぽり隠れるスカートとジーンズしか履きませんでした。脚の脱毛もしていたらミモレ丈のスカートもはけたのに残念です」
Eさん
「私はワキもやってないので、ノースリーブの服が着づらかったです。やっとけばよかったなと思います」
Fさん
「若いころに強引なセールスにあって、全身脱毛を契約しました。すごく高かったし、そのときは必要なかった、って後悔しましたが、歳をとると、あれはあれでよかったのかもと思うようになりました」
「脱毛」の利点は、その後のムダ毛お手入れが楽になること。
完全に脱毛するまでは時間がかかりますが、ちょっとでもしておくと処理が楽になる、が経験者全員の意見でした。
※注意
国民生活センターが平成29年5月11日に発表した「なくならない脱毛施術による危害」によると、2012年度以降の約5年間に、脱毛施術により危害を受けたという相談が964件寄せられています。
これに対し、国民生活センターは、消費者へのアドバイスとして「エステで受けることのできる脱毛と医療機関で受けることのできる脱毛の違いをよく理解しましょう」と発表しています。もしも、脱毛を受ける際には、これらの違いを理解して、ご自身の希望に合った選択をしてください。とくに施術後のリスクについては、担当医からよく聞いておきましょう。
医療機関では、レーザー等により毛の発生源を破壊するなど高い効果が得られる脱毛を受けることができます。皮膚内部の組織を破壊する行為ですので、やけど等の皮膚トラブルが起きるおそれもありますが、トラブルが起きた際も直ちに医師の診察を受けることができます。一方、エステでは、医行為に該当しない範囲の施術しか行うことができません。
そのため、エステでの施術は、医療機関に比べて脱毛効果は低く、皮膚への影響は小さいと考えられます。脱毛を受ける場合は、エステと医療機関で行われる脱毛の違いをよく理解しましょう。独立行政法人 国民生活センター『なくならない脱毛施術による危害』より
出典:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170511_1.pdf
その3:「ボディトレーニング」がボディ美容の一番の近道
美容のために「ボディトレーニング」を体験しているのは、10人のうち5人のアラフォー女性たち。
彼女たちは「もっと早く始めればよかった!」と口を揃えます。やった方がいい理由を尋ねてみると、「体型維持」には運動が欠かせないからとのこと。
~以下、体験した人たちの声です~
Gさん
「ボディエステにも通いましたが、とにかくお金がかかる!体型がきれいな女性の先輩に何をしているのかと聞いたら、ウェイトトレーニングと聞き、私もやることにしました。半年間頑張ったら、お金をかけて消しても、すぐに出てきたセルライトが、目立たなくなりました。ボディの美容に近道はない、と思いました」
Hさん
「ボディトレーニングは、自分でやるととくに最初はキツすぎて続かないことが多々あります。
ある程度筋肉がつくまでは、トレーナーにみてもらうのがいいと思います。筋肉がついて体型が変わるとやる気も出るし、セルフでもできるようになりますよ」
Iさん
「運動しないとダメ、は本当にそうだなと思います。あと定期的に汗をかかないと、肌もどんどん悪くなる気が……」
運動は、お金をかけなくてもできる美容の代表格ですが、「習慣になるまでは、お金をかけてやった方がいい」が経験済の方に共通する意見でした。
パーソナルトレーニングは、30分5000円~が相場のようです。
■予算の範囲内でキレイになろう!
「美容」は女性にとって、永遠のテーマ。いくつになっても少しでもきれいになりたいのが女心というものですよね。限られたお金を美容にどう使うか、一度調べてみてくださいね。