ビューティ情報『美容師さんお墨付き。ドライヤーの正しい使い方【猫川舐子】』

美容師さんお墨付き。ドライヤーの正しい使い方【猫川舐子】

ヘアケア製品にこだわる、シャンプーの泡でパックをする、ブラシにこだわる……など、日常のヘアケアにはバリエーションがありますが、髪質を左右する決め手となるのが「髪の毛をしっかり乾かせているかどうか」だそうです。

■開いたキューティクルは「閉じる」ことが必要

三層構造で成り立っている髪の外側を覆うのが、皆さんもご存知の「キューティクル」。

キューティクル一番外側のキューティクルは、かたいタンパク質が主成分。半透明のうろこ状のものが平たく4~10枚重なって、髪の内部組織を守る働きをしています。各層の表面には、キューティクルを保護する脂質成分「MEA(18-メチルエイコサン酸)」が存在しています。MEAは最表面にあるため、摩擦にさらされ損なわれやすいのですが、髪のツヤや感触を左右しています。

出典:http://www.kao.com/jp/haircare/structure_02.html

キューティクルは髪が水分を含んだときと温度が上がったときに開き、反対に乾いているとき、温度が下がったときは閉じています。

髪の毛が濡れたまま放置したり、熱を与えすぎたりすると、キューティクルが開きっぱなしの状態で乾くことになり(まつぼっくりが開いた状態を想像していただくとわかりやすいかもしれません)

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