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大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」

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小顔と言われる理想の輪郭は、フェイスラインがシャープで顎がキュッと尖った「卵型」。

しかし、日頃の習慣や癖によって、フェイスラインが変わってしまうことも多いです。

例えば、エラが張って見えたり、ベース型の輪郭に見えたりする原因のひとつが「咬筋」です。

■咬筋が発達すると小顔から遠ざかる?

大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」


「咬筋」とは物を食べるときなどに使う咀嚼筋のひとつ。

普段から当たり前に使っている筋肉ですが、食いしばる・歯ぎしりをするなどの癖で、咬筋が発達してエラが張ったように見えたり、フェイスラインの形を変えたりしてしまいます。

大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」


写真のように頬の下に手を当て、グッと奥歯を噛みしめてみてください。すると厚みのある硬い筋肉がポコッと出てきます。力を緩めても分厚い鉄板のような硬さを感じるなら、この筋肉が発達してきていると考えられます。


この筋肉の大きさに左右差がある場合は、片方に負担がかかっている場合が多く、顔の左右差にもつながります。片方だけしている癖(いつも同じ側で荷物を持つ、片方の歯だけでご飯を噛むなど)に気をつけてください。

■咬筋が発達するとエラ張り顔、顔の老化の原因に?

大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」


咬筋が緊張・収縮して固くなることで厚みが出て、徐々にエラが張ったように見えてしまいます。頬骨が目立ってきたり、頬がコケて見えたりする方も少なくありません。

また、筋肉が働くときはゴムのように伸縮しますが、硬くなると弾力も衰え、顔の土台を支える力も弱くなります。フェイスラインの崩れにつながるだけでなく、血液循環やリンパの滞りにより、くすみは肌トラブルの原因・浮腫みやたるみなど、いろいろな「顔老化」症状が出てくることに。

■咬筋のコリをチェックしよう


また、下記項目に当てはまるものが多い方も、咬筋が今後発達し、目立ってくる可能性が高いので気をつけましょう。

□昔よりエラの部分が張ってきた

□フェイスラインの形が変わってきた

□フェイスラインに肉が付きやすい

□顔の左右差が気になる

□前傾姿勢・猫背気味だ
□長時間のデスクワークや座ったままスマホを見る時間が長い

□頬の内側の肉を噛んでしまう

□肩こりや首コリに悩まされている

□こめかみを触ったら痛い

□口角が下がってきた

□口角に左右差がある

□頬骨の高さが昔より目立つ

□ほうれい線の深さに左右差がある

□口を大きく開けにくい

□歯ぎしり・食いしばりの癖がある

□顎が疲れやすい

■咬筋を緩めることを心がけて小顔に

大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」


寝ているときに、歯ぎしりや食いしばりをしている方は、歯科医に相談してマウスピースをつくってもらうと良いでしょう。


また、首や肩こりからくる体の緊張が顔にも大きな影響をもたらします。常に疲れやすくなったりストレスを抱えやすくなったりするので、深呼吸する習慣やリラックスする時間を作るなど、筋肉を緩めることを心がけて。

大顔、ひどいエラ張り……小顔になれない理由は「咬筋の発達」


生まれつきの顎の形から、エラが張っている方もいます。骨格の形なら悪いことではありません。

フェイスラインを活かしたセクシー、エキゾチックなメイクが似合うなど、個性的な美しさを演出できるからです。ハイブランドのコレクションなどを見ても、海外の女性モデルにはエラが張った方が多いなと感じます。

しかし、筋肉の発達によるエラの張りは、美容面でも健康面でも悪影響。次回は「咬筋ほぐし」の方法をお伝えします。
咬筋をほぐすと、小顔効果も期待でき、表情も豊かになりますよ。

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