私だけ大顔に見えてショック……「小顔」に見せる写真技とは?
友達とはそんなに大差ないはずなのに、写真だとみんな小顔に見えて、なぜか自分だけ顔が大きく見える。素敵にポーズをキメたはずなのに、写真写りが悪くてショックを受けた。そんな経験はありませんか?
私のサロンに来店くださるお客様にも、「写真を見て顔のサイズが気になった」と話す方が少なくありません。
今回は、前撮りや写真を撮る機会のあるお客様にもお伝えしている、小顔とスタイルアップを叶える写真映えのポイントをご紹介します。
■写真映えのはずが逆効果?小顔に写りたいなら気をつけて
顎を引くのはNG
小顔に見せたいからと、顎を引いて上目遣いになるポーズ。
斜め上からアップの自撮りで撮るときは素敵に映りますが、集合写真や少し離れた距離からの映るときは危険です。
顎を引くと二重あごになって、首が胴体と一体化して太って見える可能性も。また、上目遣いが睨んでいるような目つきに見え、人相まで悪く見えてしまうこともあります。
さりげなくベストポジションへ
集合写真でなるべく避けたいのは端のポジション。カメラのレンズは端に行くほど広角に伸びて写るようになっています。
ベストポジションは真ん中。もし端になった場合は、隣の人との距離を縮めて、なるべく真ん中に寄るようにしましょう。
その際、体も少し横に向けて、顔もフェイスラインを美しく見せるように傾けるなど、全体的にスリムに見せることを工夫してみてください(真横になると体のラインが目立つため、45度程度の角度がベスト!)。
悪姿勢だと太って見える
前傾姿勢や猫背などの悪姿勢は、肩が内に入り首が前に傾くので、必然的に隣の人よりも顔が前に出ることで顔が大きく映ってしまいます。また、この姿勢は立っていても座っていても首が太く短く見え、二の腕が目立ち、お腹が潰れて体のメリハリがなくなってしまいます。
■小顔に見える写真の写り方
ウエストが体のくびれを現すように、バストアップの写真では首のラインの見え方が重要です。
肩が内巻きに入ると顔が前に出て二の腕が太く、体全体が大きく見えてしまいます。写真映えで意識したいのは、首を長く細く見せること。すらっと長く細い首は顔を小さく見せ、上半身をシャープに見せる効果があります。
背筋を伸ばし、肩と耳の位置が垂直になるように頭のポジションを意識して。肩の力を抜いて肩甲骨を下げて、軽く中心へ寄せます。最後に、二の腕を後ろに隠すように腕を体に添えると、バスト位置も上がりスタイルアップして見えます。
■写真撮影の前に表情をほぐしておく
素敵な写真を残すのに、もうひとつ大事なのは「笑顔」です。疲れて目が笑ってない、口角が下がっている顔だと残念な印象に。
それをSNSで公開されてしまった日には、恥ずかしく感じたり、ショックを受けたりすることもあるでしょう。
写真に写る前に大きく「あ・い・う・え・お」と顔を動かし、表情筋をほぐしましょう。シャッターを切る前に少し目を見開き、口角を上げる意識をしてみてください。
写真の中の自分が笑っていたら、そのときの感情や楽しかった出来事もすぐに思い出されて、何度見返しても素敵な気持ちになれますよ!