冬の唇荒れに負けない。ぷるぷる唇のつくりかた【百木ゆう子】
口唇のヘルペスは、かゆみや水ぶくれを伴う唇の荒れの原因になります。
ちなみに唇はメラニンが少ないため、紫外線にも弱いという特徴があります。冬でもスキー場など、紫外線の強い場所へ行く際にはUVケアを怠らないで。単に紫外線の刺激により唇が荒れることもあれば、紫外線により口唇ヘルペスが発症して唇が荒れることもあります。
唇が荒れてしまったときのケア
軽度のカサつき、ひび割れといった程度の荒れなら、自宅でのケアで十分対応可能です。ただし水ぶくれや腫れ、かゆみを伴う荒れや、皮むけがひどいなどの場合は皮膚科を受診してください。特にヘルペスなどが原因の感染症では、自宅でのケアが逆効果になってしまうこともあります。
軽度の唇の荒れでは、まず保湿と紫外線対策を行いましょう。
唇はターンオーバーの周期が短いので、UV効果のあるリップクリームを使えば、他に何もしなくても3日ほどで治ってしまうことが多いのです。リップクリームは食後などを中心に、1日3~4回塗るくらいで◯。これでだめなら、次の段階に進みましょう。まず、唇の荒れとなる原因について考えてみることが大切です。「頻繁に唇を舐めて乾燥させていないか?」