ボディクリーム前に化粧水で身体を整えよう。保湿を徹底できるから
■スキンケアには熱心なのに、ボディケアは……?
外国人の同僚が「彼は日本人だからね」と揶揄するとき、たいていは「Punctual(=時間厳守、几帳面)」だとか、「Hardworking(=勤勉)」といった国民性を指している。
美に対しても同様で、日本人は朝にスキンケアとメイクだけで12製品、夜にはさらに4製品を使うというデータもあるくらい。韓国のアイドルグループの徹底ぶりもすごいけれど、それでもやっぱり日本人の美にかける時間とお金の消費は、世界でもトップクラスであることは間違いない。
仕事でフランス帰りの女性と居合わせたときのこと。フランスの女性は、ディナー程度の約束であれば持ち歩く化粧品は赤リップ1本。
そんなラフなイメージがあったからこそ、欧米の女性は紫外線や保湿ケアに無頓着で「シミもシワも、私の人生の一部よ」といった具合に、私らしさを謳歌している。
そう説いたところ、彼女は驚いた様子で「それは日本でいうところのアラフィフ世代の考え方。いまの若い子たちは皆スキンケア、特にボディケアに入念よ」と教えてくれた。
ボディケア。ついスキンケアにばかり目が行っておろそかになりがちだけど、最近は特に乾燥が気になるし、自分もお手入れの見直しが必要かも。