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相手の印象に残る顔は、一貫性を持たせた「正解メイク」でつくる

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こちらは覚えているのに、向こうはこちらを覚えていないような素振りをされたり、よく行くお店の店員さんがいつまでも他人行儀だったりすると、「私って、なかなか人に顔を覚えてもらえないのかも……」と感じますよね。

「別に覚えてもらわなくてもいい」という方もいらっしゃると思いますが、私はどちらかというと、「私って、印象の薄い顔なのよね(イジイジ)」と少々悲しくなってしまうタイプ。

「地味顔だからなぁ」とか「顔に特徴がないし」など、もともとの顔の作りのせいにして、「これは、持って生まれたものだから」と半ば諦めていました。

でも、考えてみたら、顔の印象はメイクでいくらでも変えることができるんですよね。口紅の色ひとつだけでも、ガラッと印象を変えられるように、メイクのパワーは絶大です。

用事があって外に出るときや、人と会うときなどには、メイクをしているという人がほとんどではないでしょうか。メイクをした状態で、「なかなか顔を覚えてもらえない」と感じるなら、もしかすると原因は、お顔の作りそのものよりも、メイクにあるのかも。

私は、「印象に残る顔」を目指して今のメイクを見直し、メイクの仕方を変えた結果、以前よりも自分の顔を好きになることができました。
メイクが原因で「印象に残らない顔」になってしまっていないか、一緒に確認してみませんか。

相手の印象に残る顔は、一貫性を持たせた「正解メイク」でつくる

■自分が見せたい印象、決まっていますか?


眉や目、頬、唇。すべてのパーツをただ闇雲にメイクするよりも、まずは、かわいい印象になりたい、クールな印象になりたい、大人っぽい印象になりたいetc.、自分がなりたい印象を明確にします。

なりたい印象が固まったら、すべてのパーツがその印象からぶれないように、仕上がりをイメージしながらメイクしていくことが大切です。

■メイクの方向性に一貫性はありますか?


たとえば、大人っぽい雰囲気に見せたい場合に、アイシャドウやチークなど、落ち着いたカラーを選ぶところまでは◎。ここでメイクの仕方を間違えないように、最後まで気を抜かずに行います。

まつ毛をバッチリ上げすぎていたり、チークをまんまるに入れていたりすると、幼さと大人っぽさが入り混じって、ちぐはぐな印象になってしまいます。
これでは印象がぼやけて、「印象に残りにくい顔」になってしまう恐れが。
なりたい印象からぶれないように、色選びはもちろん、パーツの仕上げ方も意識しましょう。

■なりたい印象別、メイクのポイント


<大人っぽい雰囲気に見せたい場合>
まつ毛の上げすぎは厳禁。伏し目がちに仕上げて、大人の色気を引き出しましょう。チークは、頬からこめかみに向かって斜めに入れると、シャープさがプラスされて、大人っぽく仕上がります。

<かわいい雰囲気に見せたい場合>
色選びに注意が必要です。大人が色でかわいさを出そうとすると、浮いてしまったり、幼くなりすぎたり、違和感のある顔になってしまうことも。

ナチュラルな色味や、大人っぽいカラーを使っても、縦の幅を意識してメイクすれば、かわいい雰囲気に仕上がります。

マスカラはまつ毛の上だけでなく、下まつ毛にも丁寧につけ、チークは丸く広めに入れます。
メイクの仕方だけでも、かわいい印象を作れるのでお試しを。

メイクをした後に、自分の顔を今までよりも好きになれていたら、きっとそのメイクは成功です。「印象に残る顔」は、自分で作るもの。周りの反応を見ながら、焦らずに作っていきましょう。

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