私の愛する香り。セント・オブ・ピースと歩み進める人生の続き【猫川舐子】
■10年愛用した、人生初の香水 エクラ・ドゥ・アルページュ
初めて香水を手にしたのは、中学2年生のとき。当時流行っていたのは、例えばイブ・サンローランのベビードール、ドルチェ&ガッバーナのライトブルー、エスカーダのトロピカルパンチ、フェラガモのインカントドリーム、グッチのラッシュ、アナ スイのスイ ドリームス、エンジェルハート……。
など、おそらく同年代の方々も懐かしさで心躍るであろうラインアップ。その中で、同じく人気を博していたランバンのエクラ・ドゥ・アルページュ。これが、私の人生初の香水でした。
エクラ・ドゥ・アルページュは、幼少期から家族で訪れていた温泉旅館にある、大浴場の芳香に似ていました。「温泉って!」と思われるかもしれませんが、私にとっては幼い頃の記憶に根付いた懐かしく優しい香り。試香した瞬間に惚れ込んでから、その後10年間にわたり愛用しました。
■“10代の象徴”から脱却し、シーンに相応しい香りを楽しむ
社会人になり、選択肢が広がり始めると、「そろそろ香水を変えたい」と考えるようになりました。およそ10年も纏った香りは、自他共に認める「私の香り」でしたが、エクラ・ドゥ・アルページュ=10代の自分を象徴する香りのような気がして、大人になった自分により相応しい1本を欲するようになったのです。
直感的に「いい香り!」と思うものを次々に購入し、手元には香水のボトルが増えていきました。
女友達との華やかな夜にはトム フォードのヴェルベット オーキッドを纏い、ビジネスシーンでは凛とした印象を漂わせるメゾン フランシス クルジャンのフェミナン プルリエル。
ダークリップを楽しむ日には、ピリっとした雰囲気にブラックベリーの酸味がシンクロする、ジョー
マローンのブラックベリー&ベイ……。
装いやメイクを変化させるように、香りとシーンのイメージを結びつけて、さまざま楽しみながらも、気分に左右されないコアとなる1本が欲しかった。
長きに渡り探し求め、行き着いたのは、かつて愛した香りに非常によく似たボンド・ナンバーナインのセント・オブ・ピースでした。
■セント・オブ・ピースと共に歩み進める、人生の続き
思わず過去へ回帰してしまいそうなほどに良く似た香りは、二度と迎え入れてはならないものであるはずでした。
香りがトリガーとなり、引き出されたくない過去の記憶が蘇ってくることを恐れていたからです。
しかし、エクラ・ドゥ・アルページュを手放してからの数年で幾分タフになったのか、過去を思い起こすことはありませんでした。むしろ、セント・オブ・ピースの香りは「人生の続き」。穏やかに、自然に体温に馴染み、過去から未来へと拓かれていくような、ポジティブなイメージを与えてくれたのです。
前述の通り、よく似た香りの両者ですが、エクラ・ドゥ・アルページュが人工香料を使用しているのに対し、セント・オブ・ピースは天然香料を使用しているそう。そのため、より繊細に、豊かに、長時間香ります。最後まで香りの印象が損なわれることのない緻密な調香も魅力的!
新鮮味こそないけれど、変わらず落ち着く香り。これ以上の理由を書き連ねることなく、シンプルに「好き」。
これからはセント・オブ・ピースを「私の愛する香り」として、共に時を重ねていくことができそうです。
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