インフルエンザや花粉症を「穏やかにケア」する、おすすめのハーブたち
浄血と造血のために使われるハーブでもあり、血液の汚れを浄化して体質改善を進めると同時に、貧血の予防という効果もあります。
花粉症だけでなく、蕁麻疹や春先のニキビの予防もできるため、私も一時期、蕁麻疹がよく出ていたときに飲んでいました。
ただ、ネトル単体のハーブティーはあまりおいしいとは言えないので、他のハーブとブレンドされているハーブティーを選んだ方がいいかもしれません。
■エルダーフラワー
エルダーフラワーは、抗アレルギー作用があり、風邪やインフルエンザの初期症状、花粉症のときに使われるハーブです。
とくに、せきや鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどのカタル症状を鎮める効果があり、欧米では「インフルエンザの特効薬」と呼ばれています。
ヨーロッパでは、ハーブをシロップに漬け込んで作る「コーディアル」という濃縮ドリンクとしてよく使われているそうです。私のサロンでも、施術後にエルダーフラワーに限らず、さまざまなハーブコーディアルをお出ししていて、どれもおいしいと好評です。
砂糖やアガベシロップに漬け込んでいるため、味も甘くてジュースのようで、それでいてジュースよりも健康的に飲むことができます。