“極上肌”の皮膚科医が教える、潤い肌をつくる睡眠のとり方
「美しい肌」は誰もが手にしたいもの。そもそも「美肌」とは、医学的には「ニキビやかゆみなどの皮膚トラブルがなく」、そして「キメが整った」状態です。
美しい肌を手にするために、さまざまな化粧品を試したり、エステに通ったりとケアをしている人は少なくないでしょう。しかし、美肌のために最も重要なケアをお忘れではないでしょうか。それは「睡眠」です。
睡眠不足が肌によくないことは、感覚的におわかりの方がほとんどだと思います。しかし、わかっていてもつい軽視してしまいがち。実際にアメリカで行われた調査では4割近くが、睡眠時間が7時間以内の慢性的な睡眠不足であることが明らかになっています。
近年のスマートフォンの普及によって、睡眠不足の傾向はさらに進行していると言われています。ここでは、そんな肌と睡眠の密接な関係についてご紹介したいと思います。読んだらきっと寝る前のスマートフォンを制限しようと思うはずですよ。
■睡眠が足りていないと肌はどうなる?
まず、肌の仕組みについて。肌は日々生まれ変わっていて、それは「ターンオーバー」と呼ばれています。サイクルは年齢や季節などによって多少異なりますが顔の場合およそ1カ月。