食事が与える影響は肌だけでなく、全身に及びます。「肌は全身の鏡」と言われるように、肌をきれいにしたいなら、つまりは体を整える食事が必要。より大きい視点から、これからの食事を根本的に考えてみてください。
「カロリーなどを気にして食事量が足りていない、または時間がなくて、外食やコンビニで買った出来合いのものをさっと食べて済ます――そんな方も多いのでは。食事は量・質・時間、すべてが大切で1日のうちどれか1食でも楽しむ余裕を持つのが大切です」
肌によい食習慣と聞くと、つい「〇〇を食べると肌によい」などといった考えに走りがち。ですが、どのくらい(量)、何を(質)、どれだけかけて(時間)食べているか、すべてが大切。美しい肌、体はこういった食事の積み重ねで、できあがるのですね。
食事は「彩り」を目安にバランスよく、ゆっくりとる
体と肌によい食事をとるには、バランスが重要です。
多忙なときは、手軽にとれる炭水化物や脂を中心とした食事をパパッと短い時間で食べがちです。ビタミンや栄養素が乏しい食事や、食事時間が短いのは良くないといいます。食事時間が短いと食べすぎにつながり、消化不良を起こしてしまうことも。