地黒さんでも美白は目指せる。「透明感のある肌」の作り方
白人と黄色人種、黒人の違いもこのメラニン色素によるものです。
美白をうたっている化粧品はたくさんありますが、どれも(日焼けなどの理由により、本来の色よりも黒くなってしまった肌を)白くするというもの。日焼け止めも同様に、本来の色よりも肌を黒くしないことが目的です。
ハイドロキノンなど色素を抜く効果のある成分もありますが、効果が高い分リスクも大きいため、一般人が気軽に顔全体に使うのは現実的ではないでしょう。
したがって、生まれつき肌にメラニン色素が多い地黒がこの要素を満たすことには、限界があるのが現状です。
美白の要素2透明感=肌内部の光の反射
ふたつめの美白の要素は、透明感です。
例えば小麦肌の人でも、半身浴をした後や運動をした後などに、ふと肌が明るくみずみずしく見えることがありませんか?
日本人よりももっと肌の色の濃い中東のモデルさんなどでも、透き通るような肌の人はたくさん見かけます。
この透明感の正体は、肌内部の光の反射です。
太陽光や電球などの光が肌内部に入った後、肌内部で散乱することなく、多くの光が肌の外へ跳ね返されている状態が、透明感として感じられるのです。きれいな肌のことを「発光しているよう」