つらい更年期障害を漢方・食事でケアする方法【体質チェック表付き】
40歳を過ぎたあたりから現れる更年期障害。ほとんど気にならない程度の方もいるようですが、中には日常生活に支障をきたしてしまうほど重い症状に悩まされる方も。
今回は、そんな辛い女性の悩みに向き合う「わたし漢方株式会社」代表取締役・水沼未雅さんに、「更年期障害における漢方を使ったケア」をテーマにお話を伺いました。
■更年期ケアの基本は「アンチエイジング+体質ケア」
忙しく過ごす現代女性の美と健康を、漢方の力でサポートしている水沼さん。
「更年期になると、ホルモンバランスの乱れからさまざまな不調が出てきます。
体力の低下、不眠、残尿感、腰痛などの辛い症状を少しでも緩和していくためには、基本のアンチエイジングケアに加え、体質や症状に合わせたケアをしていくことが大切です」
■アンチエイジングには、腎を補う食べ物を
そもそも、「アンチエイジング」とは何でしょうか?
「アンチエイジングとは、弱まっている生命力を補うこと。漢方の世界では、生命力の源が衰えていることを腎が衰えると言いますが、これによりいろいろな更年期障害が発生するのです。弱った腎を補って元気にしてあげるため、まずは食べ物でアプローチしてあげるのが簡単です」