つらい更年期障害を漢方・食事でケアする方法【体質チェック表付き】
「弱った腎を補ってくれるのは、木の実類や海藻、ネバネバしたもの、黒い食材など。また、腎が弱ると冷えてくる方が多いので、しょうがやニラ、ラム肉などの身体を温めてくれる食材を食卓に取り入れるとよいでしょう」
■気になる症状は?あなたの体質をチェック
更年期障害と一口に言っても、さまざまな症状があります。遺伝や季節、生活習慣などからくる個人の体質によって、その症状は大きく異なるのだそう。皆さんも下のシートを参考に、ご自身の体質をチェックしてみてください。
Aが一番多かった方
エネルギー不足の気虚タイプ。痩せ型の方や出産前後の方に多く見られます。栄養を吸収してエネルギーに変える力が弱いため、これからの季節は特に、胃腸をケアして元気をつける漢方がおすすめです。
Bが一番多かった方
自律神経の乱れからくる気滞タイプ。忙しさからストレスが溜まりやすい女性に多く見られ、現代人の半分はこのタイプだと言われています。更年期に入り、強まってくる方も多いです。
Cが一番多かった方
血行不良からくる、瘀血(おけつ)タイプ。血の巡りが悪いので、クマが出てきたり、アザが治りにくかったりします。また、生理のときに血が固まって出てくる方も要注意。