■1990年代中盤:安室さんが人気に火をつけた「極細眉」
1990年代中盤にはギャル文化が生まれ、ルーズソックスや「チョベリバ」といったギャル語も人気に。
そしてこの頃カリスマ的な人気となったのが、歌手の安室奈美恵さん。
安室さんのヘアメイクやファッションを真似る女性はアムラーと呼ばれ、アムラーは1996年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに入賞しました。
そのときに人気を集めたファッションは、サテンシャツやミニスカート、厚底ブーツなど。
眉メイクはまるでペンで一本線を描いたような超極細が大流行。
■2000年代前半:あゆ風「淡ブラウンのへの字眉」
ガングロギャルブームが落ち着き、この頃多くの女性が憧れたミューズ的存在だったのが歌手の浜崎あゆみさん。
明るい髪色の華やかな巻き髪ヘア、目をパッチリ大きく見せるアイメイクが人気に。眉メイクは明るい髪色に合わせるように、キャメルブラウンの淡色への字眉が支持される傾向にありました。
この頃から、浜崎さん風のヘアメイクやファッションを真似た、肌を焼かない“白ギャル”が登場。
髪をしっかり巻いた華やかなヘアスタイルを楽しむ女性が増えてきました。