痩せやすい身体づくりを漢方で。知るとトクする「体質別アプローチ」
水たまり太り【水滞(すいたい)タイプ】
「冷えたりむくみがちな方は、水分代謝が落ちて体内に水がたまる、水滞太りタイプかもしれません。
冷えている=代謝が悪いということなので、温める方向で漢方を用います。併せて水分代謝をUPすることで、体内に停滞している水を外に流して、痩せやすい身体をつくります。
水を流すために、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)などが入った漢方薬を選びます。
冷え方によって温めるための生薬も変わってきますので、体質によって選ぶことになります」
血液ドロドロ太り【瘀血(おけつ)タイプ】
「吹き出物が出たり、肩こり・生理痛が辛い方は、血行が悪くなり新陳代謝が落ちている瘀血太りタイプの可能性があります。
血の巡りが滞り、老廃物を身体に貯めこんでいる状態なので、まずは溜まったものを外に出し、脂肪として貯めこまない身体づくりが必要です。
血の巡りを良くして新陳代謝を活発にするために、桃仁(とうにん)や牡丹皮(ぼたんぴ)などが入っている漢方を選びます」
小食なのになぜか太る【気虚(ききょ)タイプ】
「あまり食べないのに太ったり、疲れやすかったりする方は気虚太りタイプかもしれません。