北半球では一年で最も昼が短く、夜が長い日「冬至」が間近となった。毎年12月22日頃が冬至にあたり、この日はお風呂に柚子を入れて入浴する「柚子湯」の習慣が日本にはある。
柚子湯はまさに天然の入浴剤で、輪切りにした柚子を布袋などに入れて浴槽の中に入れると、よい香りが気分を爽快にし、精油成分が皮膚を刺激して血行を良くし、肌をなめらかにし、疲労回復、冷え性・リウマチに効果があるという。
この習慣は銭湯ができた江戸時代から始まった習慣で、冬至→湯治(とうじ)、柚子→融通をかけて「お湯に入って融通よくいきましょう」という意味があるようだ。
柚子は主に皮だけを利用することが多いのだが、実際は皮だけでなく果肉(果汁)も種も優れた薬効があり、全部無駄なく食べなければもったいない食品である。
柚子の皮の外側にはリモネン(精油成分)とベータカロチンが多く含まれている。リモネンは柚子をはじめとし、柑橘類を絞ったときに飛び散る霧のようなものに含まれており、新陳代謝を活発にし、脂肪分解、抗酸化、血管を広げ血行を良くして身体を温めるなど様々な効果がある。(柚子100g当たりレモンの16倍の含有量)
詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「冬至に湯治 恐るべき柚子パワー」をご参照あれ。
http://microdiet.net/diet/000275.html
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