大人ニキビは皮膚科でケア! 「ニキビ治療推進委員会」が発足
だから「まだ大丈夫」あるいは「自分でケアできる」と思わずに、早期に皮膚科を受診し、治療することが重要。最近では、飲み薬や塗り薬も進化し、隠れニキビの治療を継続することで、再発も予防できるということだ。
自己流のケアでは繰り返すことも多いニキビ。ほとんどが、保険適用の診療だから、気軽に医師に相談してみては。
左から、美容ジャーナリストの小田ユイコさん、皮膚科・美容皮膚科「秋葉原スキンクリニック」院長の堀内祐紀医師、虎の門病院 皮膚科部長の林伸和医師。
林氏コメント「現状、初期のニキビで受診する方はほとんどいませんが、自己流のケアや洗顔のしすぎで悪化する場合も多いので、ぜひ早期に皮膚科での治療を始めてください。ニキビは皮膚の病気ですから、保険も適用されます。また、ニキビを髪や厚塗りのファンデーションで隠すのはいけませんが、ノンコメドジェニックの化粧品でスキンケアをきちんとして、ポイントメイクを工夫すれば、メイクだって楽しめますよ」
堀内氏コメント
「働く女性に多く見られる、大人ニキビ。
まずは、肌や頬に手を触れないで過ごして欲しいですね。正しい洗顔方法なら、朝と晩、1日2回で十分です。摩擦に気をつけ、洗顔だけでなくタオルでも、コシゴシこするのはNG。また、通院のメリットは、一緒にがんばれること。治癒に時間がかかる方もいらっしゃいますが、本人が気づいていないサイクルや原因を見つけ、アドバイスできることもありますので、まずは受診してみてください」
小田氏コメント
「基本の洗顔は、洗顔料をよくあわ立てて、肌をこすらずに泡の力で洗顔してください。よく、すすぐことも重要です。ファンデーションのスポンジやメイクブラシのお手入れも忘れずに。指でファンデーションをつけるなら、手をまずよく洗いましょう。
メイクは、ファンデーションの厚塗りは避け、目や唇のポイントメイクで印象的な自分を演出して」
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