今年は記録的な猛暑日が続いたので、冷たいものを飲んだり食べたりする機会が多かったのではないでしょうか? 夏の疲れがどっと出てしまい、バランスを崩しやすい初秋は、体全体が浮腫みやすい時期でもあります。そこで今回は、「ムクミの原因と解消法」についてご紹介いたします!
■そもそも、なぜ浮腫みは起きるのか? 私達の身体の約60%は水分でできています。リンパ液の流れが悪くなることで、老廃物の排出がうまくいかなくなり、水分バランスが崩れることから浮腫みが起きてしまいます。一般的なむくみの原因は
・長時間同じ姿勢(座ったまま・立ったまま)での仕事や作業
・塩分&水分の取り過ぎ
・冷え
・睡眠不足による疲労
などが挙げられます。また、女性の場合は、生理時・妊娠中・産後など、ホルモンの濃度の関係で浮腫む人が多くいます。
同じ姿勢で長時間いると、水が一定のところに溜まってしまうので、夕方足が浮腫むのは、夜になるとだんだん重力で水が足のほうに溜まってくるからです。朝履けたブーツが、帰宅時になるとパンパンになるのは、このせいですね。
朝に顔が浮腫むのは、重力で水分が全身へと、均等に分配されるからです。
更に浮腫みを助長させるのは、塩分です。塩分は水分を溜め込みやすい性質なので、お酒を飲みながら塩分たっぷりの食事を食べると、次の日の朝は顔が浮腫んで鏡を見てびっくり、ということになり兼ねません。
そして冷えは血行不良を引き起こすので、日中にクーラーで冷えた部屋で過ごすのも、浮腫みの原因となります。