誰しもが避けて通ることのできない老化現象。でも、実際の年齢より若く見える人や、老けて見える人がいるのは事実です。見た目に違いが現れてしまうのは、“長寿遺伝子”によるものかもしれないという研究がすすめられ、今、注目を集めています。
■若々しさの鍵を握るのは長寿遺伝子!? 長寿遺伝子は、サーチュイン遺伝子とも呼び、さまざまな実験データーから、体の代謝や老化、寿命などに関わるメカニズムに作用すると考えられています。
老化以外にも、アルツハイマーなどの神経疾患や、動脈硬化、心不全、肥満などの研究結果も判明しています。長寿遺伝子は、年齢や性別に関係なく、誰の体にも存在しますが、遺伝子にはスイッチがあり、オン(活性化された状態)にしていないと効果が発揮されません。