■2(食事の仕方):食べ方を工夫すれば太らないフレンチでもイタリアンでも、フルコースは結構な量ですが、そこには先人の知恵ともいうべく食べ方の法則があります。前菜でお野菜やサッパリしたもの、酸味のあるものなど胃が活性化されるものを頂き、その後にメインと続きますが、日本のように主食をたくさんいただくことはせず、パンは添えもの程度です。またデザートは食事の最後に出てきますから、ある程度お腹に食べ物が入っているため糖分を一気に吸収することは避けられます。
これらは実に理にかなった食べ方ですね。普段の食事に置き換えるなら、まずは野菜を食べ、肉や魚を食べ、最後にご飯とみそ汁、香の物といった順番でしょうか? 一人暮らしの場合はそこまでも難しいので、惣菜やレトルトを利用してパッパと作り、早い時間に食べるほうが体には良いと思います。
■3(食材):太りにくい油、亜麻仁油野菜は油と摂るのが理想的ですが、太ると気にする人には良いものがありますよ。オメガ3脂肪酸を含む亜麻仁油です。血液中の脂肪濃度を下げる働きがあるので、太りにくいと言われています。
これを野菜にかけて食べたり、パンにつけて食べたりすれば美味しくダイエットできます。
ただし、食べ過ぎは禁物、ほどほどに摂るようにしましょう。惣菜などを食べる場合も、亜麻仁油をサッとかけて食べると脂肪を摂りすぎずにすみます。亜麻仁油は熱に弱いので、加熱調理には使わないでくださいね。
■3-2(食材):簡単、ダイエットによいおつまみ遅い帰宅、でも小腹すいた感がある時にお勧めのレシピは鮭缶サラダです。鮭缶をほぐして細かく切ったセロリや玉ねぎ、砕いたナッツと混ぜて塩コショウふるだけ、先の亜麻仁油をサッとかけるのもよいでしょう。これら材料は冷蔵庫に常備しておくといいですね。鮭やナッツ類にも亜麻仁油同様、オメガ3脂肪酸が含まれています。
また、セロリは低カロリーですから食べても太りにくいです。
とにかくダイエットで無理をするのはよくありません。ちゃんと食べて、なおかつ太らない工夫をして、お肌の大敵、ストレスフリーの生活をおくりましょう。
このようなライフスタイルを身につけてしまえばおのずとダイエットでき、太りにくいカラダを作ります。おまけとして疲れにくくなるので、朝スッキリ目覚めることができます。また食後の眠気ともさようなら。コツをつかめば、その恩恵はいっぱいあります。簡単なことだから、気負わずにマイペースでじっくり取り組んでください。
冬花のインススピレーションフラワーは、ゴージャスなシンビジウム。花言葉に高貴な美人とありますが、まさにそのような雰囲気を醸し出しています。鉢植えを大事に育て、大輪の花を咲かせると幸運が舞込みます。もちろん、切り花でも高貴さは失われませんね。
ダイエット講師・松田リエ氏による『食べるほど人生が変わるずぼらダイエット』発売