さらに、女性の場合は、女性ホルモンの変化も便秘と関係しています。生理前はプロゲステロン(黄体ホルモン)によって、水分を溜めこむ傾向があります。その際、腸壁から水分を吸収するため、便から水分が奪われて固くなってしまうため、便秘になりやすくなるのです。プロゲステロン(黄体ホルモン)は妊娠している場合に備えて、子宮を収縮しないようにするため、腸の蠕動運動を抑える働きもあるのです。
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また、筋力不足で腸から便を押し出す力が弱いことや、過度なダイエットなどの理由も女性特有の便秘の原因としてあげられます。
■便秘は最大の美容の敵便秘になると吹き出物が出やすく、顔色も黒ずんで見え、またお肌のツヤも失われてしまいます。腸内に便を溜めていると、悪玉菌が増え、腸内に有害物質を発生させます。それが腸壁で再吸収され、全身の血管を駆け巡り、血液を汚してしまうことが原因なのです。
「お肌は腸を映し出す鏡」と言われています。高価な化粧品を使うよりももっと大切なことは、何より、内側のケア。腸内を美しく保つことこそが、自然な「綺麗」を創ることができるのです。日頃の食生活や生活習慣から少し見直してみて、溜めない女性を目指してみませんか。
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