アーユルヴェーダ的 ”3つの朝習慣” でデトックス
2. 白湯
朝起きたら冷たい水を一杯、だと、身体がびっくり、まるで叩き起こされているよう。これをお湯にすれば、そのあたたかさがじんわりぽかぽかと身体を通っていき、やさしく起こされる感じに。食事の前に手を洗うのと同じく、食べ物を通す前に内蔵も洗いましょう。
水に入れたやかんを火にかけ、沸騰したら蓋をとり、10分以上そのまま火にかけます。80℃くらいにまで冷ましたものを少しずつゆっくり飲みます。
3. 鼻うがい
痛そうなイメージがあるかもしれませんが、コツを知っておけば無痛で簡単にできます。大切なのは水の温度と塩分濃度。水を自分の身体となるべく近い状態にするのです。
そこを間違えると、プールや海で鼻に水が入ってツーンとなる、あの痛みを体験することに。スムーズに鼻が通るとそれだけで快適ですが、さらに風邪や花粉症の予防にも効果的とされています。
急須などでも代用できますが、専用のネーティロタがおすすめです。体温ほどのぬるま湯に塩を入れ、舐めてみてしょっぱさを感じる程度の塩濃度にします(=温度は37℃くらい、塩分濃度は0.9%ほどということですが、適当でOK)。このぬるま湯をネーティロタにセットします。
顔を引きぎみにして左右どちらかに少し傾け、片方の鼻穴のなかにネーティロタの注ぎ口をあて、静かに湯を注ぎ入れます。
※絶対に鼻で呼吸をせず、口呼吸をすること!
湯を入れ続けると、しばらくしてもう片方の穴から水が流れ出てきます。反対側の鼻穴も同じ要領で湯を通します。
小難しく考えず、とにかく一度試してみてください。そして「あれ?なんか気持ちいいかも?」と思ったらしめたもの。もう一度試してそれが確信に変わったら、きっともう、やめられなくなりますよ!
※鼻うがいは、重度の蓄膿の方、また中耳炎を持っている方はかかりつけのお医者様に、事前のご相談をお願いいたします。