乾燥シーズン到来、朝洗顔でキメの整ったすっぴん肌を取り戻せ!
寒い冬の到来ですね。気温は下がり、空気も乾燥する時期。そして、そんな冬のお肌はターンオーバーも乱れがちな悲しい状態。
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この時期特に、朝洗顔していない方。こんな理由でしないという心当たりはありませんか?「冬は汗も出ないし、肌が汚れていないもの…」、「水やお湯で落とせるから…」、「洗顔料を使うと乾燥してしまう…」。
実は、朝起きた後のお肌には、肌の刺激となる“変性皮脂”が付着しています。したがってこれをきちんとケアしないと時間の経過と共に肌によくない影響を与えてしまいます。“変性皮脂”は水やお湯だけではとれないもの。しかも、肌のバリアや水分保持機能の低下だったり、キメの乱れや毛穴の目立ちなど、避けたいトラブルが発生してしまうのです。
そこで銀座ケイスキンクリニック院長で皮膚科医の慶田朋子先生に、“変性皮脂”や冬のスキンケアテクについてインタビューしてみました。
■慶田先生へのインタビュー
「どんな油でも古くなると嫌なニオイがしてきたりしますよね。顔の上でもそれと同じ事が起こります。お肌から出たばかりの皮脂はとても大事なものですが、時間が経ち酸化すると今度は刺激物質に変わってしまう。それが“変性皮脂”です。
個人差はありますが、女性だと思春期から50代くらいまでは皮脂が出続けます。また、夏と冬では肌表面の水分量に変化はあっても、皮脂の分泌量はあまり変わらないのです。つまり、冬でも皮脂ケアはきちんと行うことが大切なんですね。