香水を手作り! 精油で天然香水を作る方法とそのコツ


■香水用の精油ブレンドのコツ(2)異なるタイプの精油をブレンドする自分の好みで精油を選ぶことが重要ですが、柑橘系のみやハーブ系のみなどと偏らず、樹木系やスパイス系の香りなど、異なるタイプの香りと組み合わせていくと、全体的にまとまっていきます。香りに奥行きも生まれるでしょう。

ちなみに世界で一番良い香りといわれているのが、サンダルウッド:イランイラン:ジャスミン=3:2:1のブレンドだそうです。

■香水用の精油ブレンドのコツ(3)ノートをバランスよく考える精油も揮発の速度から香水の香りと同様、トップ・ミドル・ベースノートの3つに分けられます。香り立ちが良くフワッと香るトップノート、中間のミドルノート、そして香りが比較的重たく、しっかり残るのがベースノートです。

これらを考慮することによってバランスよくまとまった香水に仕上がります。トップ:ミドル:ベースの割合を2:2:1(※)くらいにしてみるとよいでしょう。ベースが強く感じる場合はトップやミドルの割合を上げてみましょう。


(※)トップは主に柑橘系精油で、ミドルは主に葉や花の精油、ベースは主に木・根・樹脂の精油です。

作りたての香水はアルコールの香りが強く出てしまうかもしれませんが、2週間ほどすると熟成されてきて、より香りがまとまってくるでしょう。実際に作ってみると、思ったような香りにならなかったり、逆にとても自分好みに仕上がったりするかもしれませんが、それも手作りならではの面白いところです。何より精油を調合する作業がとてもワクワクすることでしょう。

手作りの香水で、時間とともに移り変わっていく精油の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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