誰かと同じ「カワイイ」は卒業。本当の恋をしたい女子がすべき“見初められ”メイク術
メイクアップ偏差値というものがもしあったとしたら、日本女性の上をいく国が果たしてあるでしょうか。思わず触りたくなる、マシュマロ肌のベース作り。アイブローは髪のカラーとカンペキにマッチして、左右対称の曲線を描いています。瞳にはミステリアスなカラコン、アイメイクはにじみひとつないラインがくっきり引かれ、エクステしたまつ毛がくるりん。リップには男心をそそる清楚なピンクに、ちょっと色っぽいグロスのツヤ。惚れ惚れします。彼女たちこそ、日本の宝です。
画像:(c)miya227 - Fotolia.com
でもふと周りを見渡してみると、アレ? どの女の子も似た顔、似た表情に見えてきて…。カンペキゆえの、同化状態とでもいうのでしょうか。なんだか、もったいないなという気がします。
いわゆる典型的な美人とは異なり、「雰囲気美人」と言われる女性たちは、それぞれ個性が際立っています。その個性とは、典型的な美人を一定の枠だとすると、そこからはみ出した言わば“欠点”。その欠点をチャーミングに見せることに成功しているからこそ、彼女はオンリーワンの存在であり、そんな彼女だからこそ恋をした唯一無二のパートナーがいたりします。
私の周りでも、うらやましいようなハイスペックな相手を獲得しているのは圧倒的にこのタイプ。ちょっとエキセントリックとか、風変わりとか、天然とか言われてきて、メイクやファッションも独自の路線を走っていた女性の多くが、幸せな恋愛、結婚をしているのです。だとしたら、型にはまった美を追求して周囲に埋没してしまうより、せっせと「個」を磨いた方が幸せへの近道なのでは?
個性を主張するなら、メイクは何よりも有力な手段。ざわちんが証明してくれたように、変幻自在に描き分けることすら可能です。特に彼女が気付かせてくれたのは、眉の重要性。眉は顔の額縁と言われますが、それ以上に顔全体のトーンや雰囲気を決定付けるほどの影響力を持っているのです。