菌によるニキビで毛が抜ける? 知らないと怖い、背中のニキビ対策


その2:潤い不足による、“湿疹性”の吹き出物ブラのストラップ部分や首、肩などに集中してできるのはこうしたタイプです。潤い不足により肌のバリア機能が弱っているところへ、様々な外部刺激が加わり、痒みを伴う湿疹が発生。刺激のもととなるのは、下着の締め付けや摩擦、衣服の素材や柔軟剤、ヘアケア剤の残留物、肌に触れる髪先など。

<対策>
肌はゴシゴシ洗わず、泡をころがすように洗いましょう。入浴後はスプレータイプのボディ乳液やオイルでしっかり保湿して肌保護膜をつくってあげてください。髪を洗うときは、シャンプーやコンディショナーが背中にかからないように意識し、身体を洗うのは洗髪後に。長い髪は速やかにドライして、アップにしておきましょう。

その3:自然治癒はしない? 「マラセチア菌」による“毛包炎”このタイプは、常在菌の仲間でカビの1種である「マラセチア菌」による“毛包炎”を起こしている場合。
顔ニキビの原因となるアクネ菌とは異なる菌によるもので、痒みや痛みがほとんど無いのが特徴。

この場合、自然治癒することはほとんどありません。症状がひどくなる前に、皮膚科を受診して抗真菌薬を使った治療が必要になります。頭皮にまで広がると、脂漏性脱毛の原因になることも。怖いですね。

<対策>
マラセチアは皮脂と湿気が大好きなので、肌を清潔に保つことが一番の予防策。吸湿・速乾性の素材を身につけておくことも効果的です。何はともあれ、疑わしい場合は皮膚科に直行!

これらが複合的に起きてしまうことも考えられますので、「清潔に保つ(でも洗いすぎない)」「刺激を与えない」「潤いを与える」の3原則を守りつつ、しつこい場合は皮膚科に行くことがベストのよう。


つややかで美しい背中は、どんなアクセサリーよりもあなたを素敵に見せてくれることうけあい! お気に入りのサマードレスの出番もきっと増えますよ。

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