秋と言えば、柿がおいしい季節ですね。意外に知られていないことかもしれませんが、柿には栄養がたっぷり。「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがあるほど、健康にも美容にもとてもよい果物なのです。
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1.ビタミンC
柿にはビタミンCが豊富。柿を1個食べるだけで1日に必要とされるビタミンC(18歳以上推奨量100mg)を摂取できます。ビタミンCは肌にもよいので、夏に日光に当たって日焼けしてしまった人は積極的に食べたいですね。
2.食物繊維
糖尿病、大腸がん、心臓病などに対する予防効果があると言われています。便秘気味の人にもオススメ。
3.ポリフェノール
柿の渋味成分は、ポリフェノールの一種であるタンニン。アレルギーに対する効果や強い抗酸化作用でガン、心臓病の予防に役立ちます。
4.その他(カロテン、カリウムなど)
ガンに対する抑制効果が高いと言われている、カロテンの一種β-クリプトキサンチンが豊富に含まれています。カリウムは体内のナトリウムを減らしてくれるので、高血圧の予防にも最適です。
このように、美容に健康にとってもいい成分が含まれている柿。品種もいろいろある中で、特にオススメなのは日本一の柿の生産地である和歌山県の代表格「たねなし柿」です。
甘くてまろやかな口当たりで大人気の品種。種がニガテな方も、これなら食べやすいですね。