香りで子供の想像力が高まる、絵本を読む時におすすめのアロマ
昼間の読み聞かせや夜の寝かしつけ。子どもと過ごす大事な時間に香りをプラスしてみてはいかがですか?
香り(嗅覚)は、情動や記憶と結びつきます。子どもが小さいうちは特に、五感をフルに使った読み聞かせを行うといいでしょう。
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絵本の内容に合わせて精油を選ぶ
たとえば、森が出てくるお話を読む時にはウッディ系の精油を、野原や草原が出てくるお話の場合にはハーブ系、そのほかにもフローラル系や柑橘系の精油を、シーンに合わせて使ってみると素敵ですよね。
方法は簡単! 精油を1滴、ティッシュペーパーに染み込ませるだけの芳香浴。ほのかに香るティッシュペーパーを側に置いて、絵本の読み聞かせをします。
すると、香りとお話の相乗効果によって、優しい気持ちになったり興奮が落ち着いたり、逆に気分が上がってドキドキワクワクしたりと、子どもの想像力を高める効果もあります。
成長して大きくなった後でも、香りを嗅ぐことによって、読んでもらった絵本の内容や、その時の感情、状況などを思い出すことでしょう。
昼と夜とで香りの使い分けもおすすめ
精油がもたらす香りには、集中力を高めたり、リラックスさせたりする効果も期待できますので、ぜひ試してみてください。
・昼間の読み聞かせにおすすめ=<集中力を高める精油>
レモン、ベルガモット、ローズマリー、レモングラス、ユーカリ、ペパーミントなど
・寝る前の読み聞かせにおすすめ=<リラックスする精油>
マンダリン、カモミール、ラベンダーなど
さきほど紹介したように、ティッシュペーパーに1滴垂らして空気に香りを漂わせると、簡単に芳香浴ができます。この方法なら、寝る前の読み聞かせでも火を使わず、安全にアロマテラピーが楽しめます。
ただし、精油の濃度が濃くなりすぎないようにお気をつけください。香りがほんのり伝わる程度で十分効果が期待できるでしょう。
子どもとの大切な時間にぜひ香りを取り入れてみてはいかがでしょうか?
◇ハーブの出てくるおすすめの本
・「
ピーターラビット」シリーズ
・「
ハーブ魔女の不思議なレシピ」シリーズ
(中山真澄)
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