道端カレンさんインタビュー! いま改めて語る 「美と健康の秘訣」 とは? (後編)
そしてカレンさんは2人目の産後10カ月間、ラジオ体操を続けました。毎日3分間だけなのに、「すごくトレーニングしてる」と人に言えるほど。実際に体が変わるとさらに自信につながり、自分を褒めてあげられたそうです。なかなか運動ができないと思っている人は、テレビ体操を入り口にするのも手なのです。
「ラジオ体操は実際に効果があります。むくみも取れます。そこで運動習慣がついたら、『運動が好きかも』『私も継続できるんだ』と、
自信になりますよね。次はどんなトレーニングをしようかなとか、ジムに行ってみようかなとか、そういうふうに
ポジティブなほうにマインドが向きますから! ぜひやってみてください、ラジオ体操」
賢く利用すれば、ママチャリでもボディメイクはできる! と伝えたいカレンさんが最近出した本に
『痩せる、くびれる、ヒップがあがる!ママチャリダイエット』があります。
トライアスロンにも出場するというカレンさんがママチャリ? という声が聞こえてきそうですが、これもラジオ体操と同じこと。
2年半ほど前にトライアスロンを始め、ロードバイクにも乗るようになったとき、カレンさんはいつのまにかボディラインが変わっていることに気がつきました。それを
ママチャリで試したところ、やはり効果が出るとわかり、その方法を女性に伝えたいと思ったのがこの本を出すきっかけに。小さな積み重ねがボディメイクにつながることを、カレンさんは自ら証明しています。
「ママチャリでスーパーに買い物に行って帰ってくる20分間、通勤の10分間、何も考えずに乗っていたら何も生まれない。でも、忙しい私たち、その時間をエクササイズになるように意識して乗ったら、お金も時間も使わずに体が変わります」
自転車によって感じたダイエット効果は、著書の中にいろいろ書かれていました。中でもいちばん実感したのはどんなことでしょうか?
「ダンゼン
おしりが上がったことと、
脚が引き締まったことですね。実は最初、自転車に乗り続けたら脚が太くなるのかなと思っているところはありました。
半信半疑のまま2年半…、逆でした!
私、もともと太腿の内側、内転筋が弱くて、セルライトができやすかったりするんです。内側がたるんでいる感じがして好きじゃなかった。それが最近、気にならないくらい
ハリが出てるんです。自転車に乗るときに常に意識している
内転筋が上手く使えるようになったということだと思いますね。
きれいに筋肉がついているほうがいいですよね、ただ細ければいいというのではなくて。日本の若い女性は、細ければなんでもいいみたいな感じがありますけど、その誤解が解けていけばいいなと思います。やっぱり、体には筋肉が詰まっていないと、たるんでしまう。美しさの要は、いくつになっても
たるみを起こさせないための
筋肉だと思うんです。
太腿でも二の腕でも、出したときに触りたくなるような。そういうのは食事制限だけでは作れないですもんね」
でも、自転車なんて何年も乗っているのに痩せない人もいます。それに
「自転車は太腿が太くなる」とまことしやかに言われていますが、カレンさんが細くなると言うのはどうしてでしょう? 私たちの脚も細くなりますか?