絆を深める最高のコミュニケーションツール「アロマハンドトリートメント」


年齢別・ハンドトリートメントがもたらすこと

ハンドトリートメントによって期待できる効果を、行う相手の年齢別にいくつか紹介しましょう。

・思春期の子どもに
小さい頃は歩くときに手をつなぐなど、自然と触れ合う機会は多いもの。しかし、子どもが成長するにつれ、徐々にそうした機会は減ってきて、思春期になると手を触れ合うことが少なくなってきてしまうことが多いでしょう。

そんな思春期の子どもにこそ、ぜひハンドトリートメントをしてあげてみてください。そして、最近の様子や気になっていることなどを聞いてみてもいいですし、ただひたすら揉んであげてもいいでしょう。トリートメントをしているうちに、普段話さないようなことをぽろっと話し始めたりするかもしれません。はたまた、気持ちが良くて寝てしまうかもしれません。でもきっと、「またやってほしいな」と思うはずです。


・親に
自分の親ですら、なかなか手を取って触れ合うことがなくなるものです。そんなときは、「今練習しているからちょっと手を貸して」と言って、ハンドトリートメントをしてあげてみるといいかもしれません。好きな精油の香りで行えばリラックスやフレッシュができますし、言葉を交わさなくても伝わる何かが生まれるでしょう。

・小さな子どもに
もちろん、小さなお子さんにもどんどんハンドトリートメントをしてあげてください。
優しくさすってあげるだけで良いスキンシップとなり、普段とは違うことをしてもらっているという特別感も感じるはずです。ただし、お子さんが3歳以下の場合、前のページでも説明した通り、精油は加えず植物油のみでトリートメントしてあげてください。

親子間だけではなくパートナーや友人、介護の際にも、タッチコミュニケーションは有用です。手の触れ合いと精油の香りで自然とコミュニケーションがとれたり、良い思い出になったりすることもあるでしょう。
親子のふれあいにぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

(中山真澄)

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