化粧かぶれを起こす前に! 自分に合わない製品を知る「アレルギーパッチテスト」
自分で行う方法とは
化粧品を切り替えたときには、このアレルギーパッチテストを行うことで顔につけてからかゆみが出た、といったトラブルを防ぐことができます。専門医に診断してもらうことが一番ですが、自分で行うことも可能です。絆創膏のガーゼ部分に化粧品をつけて、二の腕の内側に貼ってチェックしましょう。新商品などを使う場合は、事前にサンプルで試すといいですね。
テスト方法は、安全性、信頼性がともに高いといわれています。しかし、偽陰性になることもあるので、100%とはいえないようです。
自分の肌にあった化粧品を選ぶために アレルギーパッチテストはおすすめ
また、このテストは製品に対して行うものなので、アレルゲンを特定することは難しいかもしれません。たとえば、保湿剤として多くの化粧品に配合されているグリセリンは、ヤシ油などの植物油脂が原料になっているものもあれば、石油パラフィンから生成されているものもあります。このように、メーカーによって原料の由来が異なるため全成分表示だけではわからず、「この製品は肌にあわない」ということがいえても、「肌にあわない成分はこれ」とはいいにくいのが現状です。
アレルギーパッチテスト中に強い反応が出てしまったり、その跡が残ってしまったりするリスクも忘れてはなりません。また、ホルモンバランスが不安定な生理中や妊娠中は正しく判定できないことがあります。
デメリットはありますが、肌への影響が確認できるので使用前に試したほうがいいですね。とくに化粧品かぶれを起こしやすい人は、トラブルのあった化粧品を複数テストすることで、原因となる成分の傾向を知ることができます。自分の肌にあった化粧品を選ぶことも、美肌づくりには欠かせないこと。
肌が弱い人こそ、アレルギーパッチテストを受けることをおすすめします。
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