2016年5月3日 21:00|ウーマンエキサイト

将来の“見た目年齢”に差ができる!? 今しておくべき「ほうれい線」ケア


20代でも要注意!

大きなたるみのもう一つの原因は、「筋力の低下」です。顔の皮膚の下には、さまざまな表情筋がついています。表情筋は加齢とともに徐々に衰え、頬のたるみにつながります。たとえ20代でも、会話の機会が少ない、表情に乏しい、柔らかいものばかり食べるなど、あまり表情筋を使わない人は頬がたるみやすくなるといわれています。

さらに、「皮下脂肪の増加」や「乾燥」が、たるみの原因になる可能性も。顔の皮下脂肪が増えると、肌はどうしても下がりますし、ダイエットとリバウンドを繰り返すことで頬がたるむこともあります。また、乾燥は、表皮の抵抗力や保湿力を低下させ、真皮にも影響し、小ジワや肌のハリの低下、頬のたるみの原因になります。


日常生活の中でできる対策は?

加齢によって肌の弾力が低下したり、筋力が低下したりするのは仕方がないこと。年を重ねれば、顔に多少のほうれい線が刻まれるのは当然です。でも、日常生活の中で、頬のたるみを招く行動を控えて、ほうれい線をなるべく目立たせないようにすることはできそうです。

まず、毎日欠かさずスキンケアをして十分に保湿を行い、肌を乾燥させないようにすることは基本といえます。コラーゲンやエラスチンを破壊する紫外線を防ぐことも大切。特に30代、40代になったら、ちょっと近所に行くときやベランダに出るときも、帽子や日傘、日焼け止めクリームを使って紫外線対策を徹底しましょう。顔の脂肪を増減させる急激なダイエットやリバウンド、激太りにも気をつけたいですね。

そしてもっとも重要なポイントは、表情筋をしっかり使って、筋肉を衰えさせないようにすること。
パートナーや家族、ママ友と積極的に会話をして、よく笑い、よく噛んで食事を楽しむ。これだけでも、将来の「見た目年齢」に大きな差が現れるかもしれません。


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