敏感肌の人も健やか髪へ お湯で洗う「お湯シャン」の方法


■頭皮をやさしくマッサージ

そこで注目なのがお湯洗髪です。40度以上のお湯を使うとシャンプーと同レベルの洗浄効果が期待できるそうですが、あまり高すぎると今度は皮脂を落としすぎるので加減が大切です。

<お湯シャンのやり方>
1.まずは動物性のブラシで丁寧にブラッシング。
2.地肌にシャワーで丁寧にお湯を当てます。
3.シャワーを当てる位置を少しずつずらして全体を洗うようにします。
4.指先の腹を使い時間をかけてやさしくマッサージするように丁寧に洗います。ゴシゴシ洗いはフケの原因になるので気を付けましょう。
5.やわらかなタオルで水分をよく取ります。
このときに使うタオルもしっかりとすすぎ洗いし、柔軟剤などの残留物がないものを選びます。
6.最後はドライヤーで乾かします。


お湯シャンを続けて抜け毛が減った、髪が太くなったという声も。最初の頃は洗い上がりがゴワゴワと感じますが、やがて艶が出てくるといわれています。

頭皮のタイプによって、お湯の温度を調節することも大切です。乾燥肌の人は35度の前後のぬるま湯で、皮脂を落としすぎないように気を付けましょう。洗う時間を短くするのも手です。

一方、脂性肌の場合は、お湯の温度をやや上げるといいでしょう。


肌トラブルなどがなく、急を要していないなら、最初はシャンプー・トリートメントを使い、だんだん量を減らしていくのもいいかもしれません。

子どもがお湯シャンに挑戦したいときは、ママが丁寧にやさしく頭皮を洗ってあげてもOK。まずは翌日の外出予定がないときなどにお試しを。
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