髪を傷めない? ドライヤーをかけたほうがいい理由


■温度よりも風量に注目

ドライヤー選びは、大まかに分けて次の要点を意識して選ぶといいでしょう。

●風量
とくに長い髪の場合、風量が少ないと乾かすのに時間がかかります。毎日、そんなに時間をかけていられない人にとっては、ある程度の風量があるのが望ましいですね。ほとんどのメーカーでは風量の調整ができるようになっていますが、1.3立方メートル/分程度あるといいでしょう。

●温度
温度が高すぎると髪が乾きすぎてしまいます。髪が耐えられる温度は70℃前後なのだとか。100℃以上になると髪の脂質やたんぱく質が変質して、痛みをどんどん進行させてしまいます。低温モードのついたドライヤーもあるので、そういうものを選ぶのもいいでしょう。


●噴き出し口が大きいもの
噴き出し口が大きいほうが広範囲に風が当たるため、早くに乾きます。早く乾いたほうが髪が痛まなくてすみます。

●付加機能
マイナスイオンやスチームを発生するドライヤーが人気です。マイナスイオンが発生するものは保湿効果があり、髪のパサつきを防いでくれます。スチームが発生するものも、髪に潤いを与えてくれます。

ほかにも、キューティクルを痛めにくい遠赤外線ドライヤー、除菌・消臭効果のあるオゾンドライヤーなどがあります。オゾンドライヤーはフケも防いでくれると言われています。

ところで、ドライヤーを使う際に忘れてはいけないことは、ドライヤーはとても電力を必要とするということ。
平均して1,200~1,500Wは使うことが多いようです。ほかの電化製品と一緒に使うとブレーカーが落ちてしまうことがあるので注意して。とくに、夏はエアコンを使っていることが多いので、ちょっと気にかけておきたいところです。
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