何が違うの? 白髪染めとファッションヘアカラーの差
早ければ30代に突入するころ、白髪がポツポツと見られるように。自分で白髪を染めることもありますが、老化を受け止めきれずファッションカラー剤を選んでしまいがち。
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でも、それでは白髪がきれいに染まらないこともあります。白髪染めとカラー剤、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
■対象となる「毛」が違う!
白髪染めはその名の通り、白くなってしまった毛を染めるものです。そのため、ファッションカラーと比べると、染毛料が多い傾向に。また、まだ黒い髪の色味とそろえる作用があるのが特徴です。
一方、ファッションカラーは、黒髪を対象に作られています。
これを白髪に使っても、きれいに染まらない可能性が。明るい髪色を黒くする「黒髪戻し」なら白髪を染めることもできますが、やはり目的に合わせて選ぶのが一番です。
白髪の量がまだ少ないうちは、ファッションカラーでも対応できます。しかし、私が美容院でお願いしたときには、「赤が強い色はきれいに入らないかもしれない」といわれました。元の髪色や状態、薬剤によっても変わるので、初めての白髪染めはプロにお願いしたほうが安心かもしれませんね。