抱っこの姿勢が悪いとぽっこりおなかに!? ママのための簡単エクササイズ


■村木さんおすすめ! テニスボールを使った簡単ケアの方法

用意するのは硬式テニスボール1個。「とくにほぐしたいのは、肩甲骨から背中全体、そして二の腕です。この部分は、手が届かなかったり、ほぐすのに力が必要だったりと、深層部に刺激を与えにくい場所です。

そこで試してほしいのが、硬式テニスボールを使ったケア。ネットやスポーツ用品店などで簡単に手に入りますし、大きさも硬さも最適です」(村木さん)

【肩甲骨まわりから背中全体をほぐす方法】
1.床にバスタオルやヨガマットなどを敷き(カーペットの上でもOK)、仰向けに寝る。
2.膝を立てる。
3.硬式テニスボールを背骨と肩甲骨の間に入れる。
4.ゆっくり呼吸をしながら、肩を大きく内回りに3回、外回りに3回まわす。

「肩甲骨と背骨の間を背骨に沿って左右3~4ヶ所、肩甲骨の中心と下の頂点あたりをそれぞれ左右、合計で10~12ヶ所行ってみてください。ボールを背骨の上に直接当てないように注意してください。のせない筋肉がほぐれて動きがスムーズに、体が軽くなるのを感じるはずです」(村木さん)

【二の腕をほぐす方法】
1.床にバスタオルやヨガマットなどを敷き(カーペットの上でもOK)、仰向けに寝る。
2.膝を立てる。
3.腕の位置は肩と同じ高さにし、硬式テニスボールを床と腕の付け根の間に置く。
4.肘を曲げ、肘から下の腕を外回しに6回まわす。

「二の腕は、上部、中央、肘上と、3ヶ所にわけると効果的です。腕の緊張がとれると、指先や背中もリラックスでき、深く呼吸ができるようにもなります」(村木さん)

固くなった筋肉は骨の動きを制限してしまうのだとか。
肋骨の開きを解消するためには、正しい姿勢への意識と同時に、ほぐしケアが大切だと村木さんはいいます。

「これらのケアは、筋肉をほぐすと同時に、肋骨の開きそのものにもダイレクトにアプローチしてくれます。自分が気持ちいいと思った場所にボールを使ってみてください」(村木さん)

(取材協力)
スタイルM代表 アンチエイジングデザイナー 村木弘衣さん

(参考)
・村木宏衣著『顔筋整骨パーフェクトビューティ』(主婦と生活社)


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