お風呂の乾燥に注意報発令中! バスタイムにできるカサカサ肌対策

目次

・湿度が高いはずなのに、なぜ乾燥?
・洗いすぎにご用心
・お風呂あがりの乾燥を防ぐには
・入浴中に時短スキンケア
お風呂の乾燥に注意報発令中! バスタイムにできるカサカサ肌対策

© Radnatt - Fotolia.com


空気が乾燥するこの季節、子どものお肌のカサカサが気になるママもいらっしゃるかもしれません。ママも子どもも乾燥からお肌を守るために、入浴時に心がけたいことをご紹介します。

■湿度が高いはずなのに、なぜ乾燥?

バスルームは湿度が高いはずなのに、湯船につかっているとお肌のつっぱりを感じることはありませんか?

これは、お風呂のお湯と一緒に体の水分まで一緒に蒸発しているため。お湯の温度が熱いほど蒸発しやすくなります。ややぬるめかな? と感じるくらいのお湯にゆっくりつかるようにするとよいでしょう。

また、浴室暖房などをつけたままの入浴も、乾燥の一因に。バスルームを暖めておきたいときは入浴前につけ、入浴中はOFFにしたほうが安心です。


■洗いすぎにご用心

いちにちの汚れのほとんどは、湯船につかるだけで、体表面の皮脂の膜と一緒に流れ落ちるといわれています。

だからさらに石けんなどで体をごしごし洗うと、肌表面のバリアの役割をはたす皮脂を、必要以上に落としてしまう可能性も。とくに、ナイロンタオルは刺激になりやすいので避けたほうがベターです。

手足など汚れやすい部分や汗をかきやすい部分だけ、よく泡立てた石けんを手につけて、なでるように洗います。そのほかの部分はさっと流す程度が、子どものお肌にとっては好ましい洗い方です。

体と同様に、秋冬は頭皮も乾燥しやすくなります。毎日しっかり洗髪しているのにフケが気になるなら、もしかすると洗いすぎにより頭皮の肌バリア機能が低下しているのかもしれません。

お肌と同様に、よく泡立てたシャンプーでやさしく洗うようにしましょう。
低刺激タイプならより安心です。それでも改善しないときは、一度皮膚科に相談してみてはいかがでしょうか?

■お風呂あがりの乾燥を防ぐには

お風呂あがりの急激な乾燥をやわらげるためにひと工夫! それはバスルームのなかで体を拭くこと。乾いた空気に触れるまえに水分をとることで、蒸発を防げるのに加え、湯冷めしにくいというメリットもあります。

また、お風呂あがりには水分補給を欠かさずに。乾燥が気になる部分には、子どもやデリケート肌にも安心な保湿剤などでケアしてあげましょう。


■入浴中に時短スキンケア

お風呂あがりは子どものケアやお着替えなどがあり、自分のケアは後回しになりがちなママにとって、うれしいケア方法をご紹介。

それは、お風呂に入ったらまず洗顔をし、直後にバスルームのなかでオイルを塗ってからバスタイムを過ごすという方法。

こうすることで、入浴中の乾燥をカバーでき、お風呂上りもしっとり肌がつづくとのこと。あわてて化粧水をつけなくてもしっとり肌が保てるとしたら、試す価値はありそうです。

子どもはもちろん、大人の乾燥対策としても「必要以上に洗いすぎない」バスタイムを意識して、乾燥するこの冬を乗り切りましょう。

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