人気風水師、李家幽竹さんの著書「李家幽竹の幸せ風水 2017年版」によると、2017年のラッキーフラワーはローズなのだそう。
へえ…といっているだけでは、ラッキーは手に入りません! そこで、幸せを引き寄せるローズの上手な取り入れ方を、ローズの専門家にお聞きしました。
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■ローズは年齢を重ねるごとに好きになる花!?
今回ご協力いただいたのは、100%オーガニックにこだわったローズオイル・ローズトリートメントを考案したローズコンサルタントの今井通子さん。
ローズコンサルタント 今井通子(いまいみちこ)
ローズリンク(株)代表、ハートネット(有)代表、ローズドレナージュ専門エステサロン「Rose de Mi ~ローズ ド ミイ~」代表、MIボーテビューティーアカデミー校長・Sophy's Rose開発者、ローズドレナージュトリートメント法開発者。
取得資格
英国認定オーラソーマ社プラクティショナー/JLMS(リンパマッサージ)認定セラピスト/メディカルアロママスター/AEAJアロマテラピー検定1級/INFAエステティシャン国際ライセンス/インターナショナルエステティシャン ゴールドマスター/サードメディスンプロジェクト1、2修了
「ローズは、ただ見た目が華やかなだけでなく、花を構成する成分のなかに、女性の体のめぐりにはたらきかけるものがあることから、女性を象徴する花という印象が持たれるようになりました」
そういえば、若いときは柑橘系の香りが好きだったのに、最近はローズの香りに惹かれます。もしかしたら、これも年齢とともに変化する女性の体と関係しているのでしょうか。
「私たちの体は本来とても優秀で、健やかに生きるために必要なものを自ら自然に欲するようにできています」
具体的には…
・神経を使って疲れたら、心のバランスを整えてくれる「糖分」がほしくなる
・飲み過ぎた翌日には、肝臓のはたらきを助ける成分が豊富な味噌汁が飲みたくなる など。
「だからこそ年齢を重ねるにつれ、女性の体のはたらきを助けるローズの香りを好きになる、という傾向があるのかもしれませんね」
■求める効果に合わせてローズの取り入れ方を決める
さっそく、ローズを生活に取り入れる、おすすめの方法を聞いてみました。ポイントは「ローズになにを求めるか」のようです。
・ストレス、不安、興奮状態をしずめたいとき=フレグランスで取り入れる
「ストレスを感じたとき、不安を感じたとき、気持ちが高まりすぎているときなどに、ローズの香りを嗅いで深く深呼吸をするとよいでしょう。天然ローズの高揚・沈静にはたらく力が、気持ちのバランスを整えてくれてくれます。
また、夜寝る前のローズ深呼吸は特におすすめです。眠りの質を変えてくれるので、翌朝の目覚めが変わり、心も体もスッキリと軽くなります。
生花は、その心地いい香りや見た目の華やかさで、嗅覚と視覚で幸せな気分に導いてくれます。とくに香りは脳に直結するため、ダイレクトに届きます。脳から伝達されると、全身のあらゆる器官にめぐっていきます」
・美肌、臭いのエチケットに=口から取り入れる
「お茶やオイルなどで口から取り入れると、消化器官を通り、血流にのって全身にめぐります。一般的にローズは体臭ケアや美肌に役立つといわれています。香りも同時に感じられるので、嗅覚からもローズの力を取り込むことができます」
・スキンケア、エイジングケア、リラックス= 肌に塗布する
「天然ローズには、収れんや皮膚弾力にはたらきかける成分が含まれているといわれます。そのため、毛穴をひきしめたり、キメ・ハリを整えたりするスキンケアに適しているとされ、また、体の緊張をほぐすときにも使われています。
精油のローズは、そのまま塗ると濃度が高すぎるため、お好きなキャリアオイルなどにプラスして塗ってください。化粧水などで、肌に水分をじゅうぶん与えてからオイルを塗ると、水分と油分のバランスがとれた、しっとり潤いのある仕上がりになります」